ネクロマンサーでランクマッチに挑戦している、シャドウバース。
そのままひたすら戦い続け、いよいよAAランクに到達しました。
ランクマッチは一時期、スランプ気味になっておりましたが…
Aランク帯をネクロマンサーでプレイしてきて感じたことをまとめました。
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目次
はじめに
シャドウバースで緊張感あふれるバトルが楽しめるモード「ランクマッチ」。
この中で発生する昇格戦を軽くおさらいしてみましょう。
昇格戦とは?
以下のタイミングで昇格戦が発生し、5戦もしくは3戦中2勝すれば昇格となります。
- C→B
- B→A
- A→AA
- AA→Master
また、この間での降格はない模様。
マッチングはポイントが近いプレイヤーが選定されますが、上位ランクのプレイヤーと当たることもあるようです。
実際、AランクなのにBやAAランクの方と当たることが多々ありました。
A3ランク自体が、そんなに人数がいないのでしょうか。
もし、昇格戦で負けてしまっても大丈夫。
何度でもやり直すことが可能です。
Aランク帯での対戦相手の傾向
実際に体験した、Aランクにおける傾向を考察してみました。
と、言っても新カードパック実装の前後で現在では環境が大きく変わってしまっているのですが…
当時、私ユビピカが多く遭遇したクラスは以下の通り。
- ウィッチ
- ロイヤル
やはり、なんといってもウィッチ。
「バハムート降臨」環境では台風の目となり、1強時代を築いた「ドロシーウィッチ」。
各クラスは、ウィッチと見るやこの「次元の魔女・ドロシー」を中心としたデッキを警戒し、為す術もなくそのパワーに圧倒されました。
ドロシーウィッチを尻目に、超越ウィッチも着実に勢力を伸ばし、「バハムート降臨」環境はまさに「ウィッチバース」の様相を呈していました。
新環境である「神々の騒嵐」実装後は、ずいぶんと鳴りを潜めていますが、デッキのポテンシャルが高いため十分に戦えるでしょう。
ランクマッチへ潜ると当たるのはウィッチばかり…
スランプに陥りかけてたのもまさにこの時期でした。
その後、このデッキに対する対抗策が多く講じられました。
このときに台頭してきたのが、アルベールを中心としたロイヤルのデッキ「アルベールロイヤル」。
その結果、「バハムート降臨」環境末期では実に多種多様なクラスとデッキを目にするようになり、対戦するのが楽しかったのを覚えています。
そして…
新カードパック「神々の騒嵐」が実装、ネクロマンサーにおける環境もガラリと変わりました。
まさか!
なかなか日の目を見ないでいた「ドラゴン」と「ネクロマンサー」の2クラスが環境を席巻するなんて、誰が予想していたでしょうか。
ネクロマンサーに何が起きたのか?
見てみましょう。
ネクロを現環境トップへと押し上げた立役者たち
ネクロマンサーが現在の環境で高い勝率をあげているのにも、理由があります。
それは新カードによる、順当な強化を受けたこと。
そのカードたちがこちら…
まずは、何はなくともこのカード。
「骨の貴公子」
このカード、発表当初は「ふーん、なるほど。」くらいの印象だったカードなのですが、実際に使ってみてさぁ大変。
ラストワードによるスケルトンが、倒されても次々と場に残るので非常に厄介。
いまや、アグロネクロにはもちろん、ミッドレンジなどにも3枚は余裕で入ってしまうパワーカードに。
「冥守の戦士・カムラ」の再来とも言われる、シルバーのぶっ壊れカードとして認識されています。
以前にも増して、その凶悪さが目立つようになったカード…
「シャドウリーパー」
前述の「骨の貴公子」や「ボーンキマイラ」との相性は抜群、次々と倒れる味方フォロワーをエサにとんでもない成長を遂げるバケモノとなりました。
うまく育つと、ドラゴンもビックリの高ステータスに膨れ上がり、こうなるともう手がつけられない状態になります。
味方フォロワーを何枚が並べる前提で置くことが必須になりますが、以前よりも格段に活躍するようになりました。
ネクロマンサー待望の新2コストフォロワー。
「破魂の少女」
ネクロマンスを4消費とやや重めではありますが、こちらが進化権を消費せずに相手の進化したフォロワーを破壊できる点で非常に光る場面も。
このカードによって、窮地を脱したことが何度かあります。
特に守護を持つ進化したフォロワーが、相手の場でどっしりと構えているときに真価を発揮。
アグロネクロは守護フォロワーによって簡単に足止めを食ってしまうので、突破する手段があるというのは安心材料の1つとなります。
単純に2コストフォロワーとしても十分な性能と言えるでしょう。
加えて、イラストと声がとってもキュート。
緊迫した状況でもこの子の声を聞くと、つい和んでしまう自分がいます。
「オルトロス」
ネクロマンサー特有のランダム要素が入っていますが、相手フォロワーに2ダメージと、味方フォロワーを「+1/+0」することができます。
一見地味に見えるこの性能ですが、これがなかなかに強力。
除去と火力アップ、さらに展開を同時にこなせるその性能はあなどれない存在です。
「ケルベロス」とは姉妹の関係にあるようです。
こちらは妹さんなので、性能も近いですが控えめな感じですね。
4コストに対して「1/2」という、やや低いのが気になるところ。
そして、締めくくるのはこの方…
「魔将軍・ヘクター」
ネクロマンスの消費が前提になりますが、フォロワーの展開と強化を同時に…
まるで乙姫様とセージコマンダーを1枚でこなしてしまっているかのような性能を有しています。
コスト7というのも絶妙で、アグロネクロの最後のひと押しやミッドレンジでの盤面制圧にと、幅広い用途で使用できる強力なカードです。
使用しているデッキはこちら
Aランク帯〜AAランク帯で使用しているデッキはこちら。
ヘクター入りアグロネクロ
スランプを振り切り、Aランク終盤はこれで一気に上げきりました。
積極的に相手のリーダーの体力を削っていくデッキです。
かなり初期の流れをくむ、オーソドックスなアグロネクロを新カードで強化したデッキといった感じでしょうか。
伝家の宝刀、ミミココハウルによる強力なバーストダメージは健在。
中盤に戦局が長引いてしまった場合も、ヘクターによる圧倒的なパワーで押し切ります。
「骨の貴公子」の存在によりフォロワーが場に残りやすくなったため、長期戦に持ち込まれると息切れ必至であった問題もかなり解消されました。
とは言え、短期決戦が基本になります。
盤面をスケルトンたちで埋め尽くしたところで、オルトロス、ケルベロス、ヘクターなどで強化すれば手がつけられない強さを発揮します。
ただし、ネクロの宿命である「消滅」に依然として弱い点は忘れてはなりません。
ヘクターミッドレンジネクロ
ややアグロに寄せてはありますが、こちらのヘクターを編成したミッドレンジネクロもよく使用しています。
アグロネクロの対策が進み、むしろ最近はこちらがメインになりつつあります。
見切れているのは、2枚目の「不死の大王」です。
彼もまた非常に強力なカード。
骨の貴公子、ボーンキマイラによる骨まみれの状態を作り出しながら、「ゾンビパーティ」や「死の祝福」によるゾンビ祭りも完備。
フォロワー展開力を維持しながら、不死の大王で制圧、もしくはヘクターによるフィニッシュを狙います。
現在の環境が非常に速いので、2コストフォロワーを意図的に多く入れてあります。
これにより、マリガン時に確実に2コストフォロワーが手もとへ来るように意識しています。
1コストを3枚ほど入れるほうが安定するかもしれませんね。
このあたりはまだ研究中です。
死神の手帳&ネフティスネクロ
思いのほかギミックが面白く、意外としっかり戦えるのがこちらのデッキ。
「バハムート降臨」環境終盤でよく使っていた、「テンポネクロ」と呼ばれていたものと「ネフティスネクロ」を融合、発展させたデッキと言えるかもしれません。
大流行のアグロネクロだと思いきや、いきなり出てくる「死神の手帳」は相手の意表を突くことができます。
死神の手帳を絡めながら、序盤・中盤の盤面を制圧し、終盤はネフティスやモルディカイによって締めくくります。
ピンチのときは、死の祝福、カムラでしのぎ切ることもできます。
コントロールデッキに近い形でありながら、安定して盤面を制圧できるポテンシャルを有している点がユニークです。
アグロネクロに対する対策が進むにつれて、こちらのデッキの使用頻度が高くなる可能性もありそうなので研究を進めています。
心がけている立ち回り
アグロネクロの立ち回り
現在、もっぱらアグロ寄りの戦略をとっているので、この動きをまとめてみたいと思います。
後攻であれば、上記に加えて、「オルトロス」「ケルベロス」などの返しを握ることができるか、がカギになります。
守護を置いてくる相手には「死の舞踏」などの突破手段を握っていると心強いでしょう。
そして、キーカード「ファントムハウル」と「ケルベロス」を2枚を握れば、勝機をグッと引き込むことができるでしょう。
やはり、シャドウバースは「2コストフォロワー」と「引き」ですね…。
ランクマッチでなかなか勝てなくてお悩みの方は、こちらの特集もご覧ください。
実際、私ユビピカもA3後半でかなりの足踏み期間を過ごしました。
シャドウバースを初めて一番のスランプでした。
あまりランクマッチをする気が起きなかったというのも大きいのですが、環境とデッキの研究、プレイングの見直しはやはり大事ですね。
今後の課題
これまでネクロマンサーをメインで使用してきた、私ユビピカとしては現在のネクロ大流行は複雑な気分ではありますが…
「ダークネス・エボルヴ」時期の苦境を考えると、ひさびさに春がきたような感じでしょうか。
確かに、今のネクロはよく勝てます。
しかし、いずれアグロネクロが通用しなくなるときが来るでしょうし、ドロシーウィッチのように盛衰はつきものです。
常に環境を意識して、デッキを選択したいところですね。
複数のデッキを用意することで、この点は乗り切っていこうと思います。
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まとめ
以上、ランクマッチにおけるネクロの軌跡と課題をまとめてみました。
現環境における傾向と考察
ネクロマンサーの視点からの現環境をまとめると…
今のうちに駆け抜けろ
という印象です。
乗るしかない、このビッグウェーブに。
しかし!
現環境での、ドラゴンとネクロの台頭はいつまでも続くわけではありません。
これらを対策したデッキや、調整によって強弱関係が一気にひっくり返ることは配信型のケームの常と言えるでしょう。
ランクマッチのほとんどをアグロネクロで通している感じがしますが、時間効率などを考えると必然なのかもしれませんね。
問題はここから、AAランク以降は一筋縄ではいかないことも多くなるので、気を引き締めていかねばなりません…
ネクロマンサーのこれからを考える
現状はアグロネクロで突っ切ることが多いですが、今後どのようなデッキが生まれるのか?
楽しみですね。
ネクロマンサーはトリッキーなカードが多いので、組み合わせを考えるだけでも楽しいです。
さぁ、念願の「Masterランク」が少し見えてきました。
焦らず、じっくりと目指してみようと思います。
ますます盛り上がるシャドウバース、一緒に楽しんでいきましょう。
まだプレイされていない方はこちらから
それでは!