去る、2017年5月23日にメンテナンスを実施。
これにより、1部カードの調整、いわゆる「ナーフ」が行われました。
このナーフは、ネクロマンサーにどのような影響を与えたのか?
ナーフ後のネクロマンサーの環境や、ナーフ後の注目カード、デッキなどをまとめました。
ぜひ、ご参考ください。
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目次
はじめに
どのような内容の調整が行われたのか?
その内容を見ていきましょう。
メンテナンスの概要
5月23日のメンテナンスにて、以下の変更が行われました。
・ドラゴンクラスのシルバーレア「風読みの少年・ゼル」のコストを2から4に変更
・攻撃力を2(進化後4)から3(進化後5)に変更
・体力を2(進化後4)から4(進化後6)に変更
・ドラゴンクラスのシルバーレア「ライトニングブラスト」の「エンハンス 10; 相手のフォロワーすべてと、アミュレットすべてを消滅させる」能力を削除
これにともない、5月23日のメンテナンス以降、期間限定で《骨の貴公子》《風読みの少年・ゼル》《ライトニングブラスト》を分解したときに得られるレッドエーテルの個数を変更されるそうです。
そもそも、「ナーフ」ってなに?
シャドウバースのさまざまなコミュニティでは、「ナーフして欲しい」などという表現をよく目にしますね。
その意味を知ることにしましょう。
「ナーフ」(nerf)とは、下方修正・弱体化修正を指す言葉として用いられます。
実装したカードにより、著しいゲームバランスの乱れが発生したり、望ましくないプレイスタイルが確立されたりした場合、これらの措置が取られる場合があります。
ゲームバランスを行う、いわば最終手段と言えるでしょう。
カードゲームによっては、カードそのものの使用を禁止することもありますが、シャドウバースでは現在そのようなカードは出ていません。
デジタルカードゲームなので、データの修正が後追いでできる、1つのメリットかもしれないですね。
今回は、風読みの少年・ゼル、ライトニングブラスト、骨の貴公子の3つのカードがこれに該当します。
「骨の貴公子」の穴を埋めるには?
さて、ネクロマンサーにとっても気になるナーフであった今回。
実際にどうなった?
見てみましょう。
骨の貴公子のコストが3コスト→4コストに変更。
これにより、3コストは「ボーンキマイラ」さんあたりが鉄板になる感じでしょうか。
「骨の貴公子」が4コストに移動してしまったことにより、これらを穴埋めする必要があるのではないでしょうか。
彼の代わりをまるまるできるカード、なんてないのですが…
ネクロマンサーが得意とする、展開力と盤面制圧力を維持できるようなフォロワーを考察してみましょう。
3コストフォロワー
ネクロマンサーの3コスト帯は激戦区。
その中でも、最優先で採用されていた「骨の貴公子」がいかにずば抜けていたか分かりますね。
4コストになったことで、テンポロスと場にフォロワーが残りにくい状況が考えられます。
やはり1コストの差は大きい。
3コスト帯でこれらを補うのであれば、かつて「ニンジンネクロ」で活躍した、「覇食帝・カイザ」がいい仕事をしそうです。
ニンジンを量産することができれば、リソースを減らすことなく盤面を取りにいくことができます。
ライトニングブラストの脅威も去ったことですし、採用の価値はありそうです。
そして、ユビピカが注目しているのが、このカード「スケルトンナイト」。
高い攻撃力は何かと相手の目につく上に、ラストワードでスケルトンを1体残してくれます。
盤面を維持するにも一役買ってくれるので、枚数を調整して「骨の貴公子」と組み合わせると、なかなか面白い動きができそうです。
鉄板の「ボーンキマイラ」と合わせれば…
ホネホネパラダイスを再度作り出すことができる可能性もありますね。
アグロを意識するのであれば、彼女の出番も再び出てくるでしょう。
盤面にフォロワーを残す能力はありませんが、その性能から相手は取るのをためらうため、盤面に残りやすいのも魅力。
4コストフォロワー
調整後はこちらのグループに入ることに。
何より「オルトロス」とコストが重複してしまうのが痛いですね…。
4コストのフォロワーとバランスを見て、「骨の貴公子」を入れる感じになりそうです。
このあたりは構築するデッキの性格によって、選択肢が変わります。
もちろん、採用しないケースもあるでしょう。
「骨の貴公子」ナーフ直後に、ヘクターミッドレンジでランクマッチを敢行
デッキを見直さずに、そのままの状態でどの程度運用できるのか?
実際にランクマッチで試してみました。
やはり…
2コストフォロワーを置いた3ターン目に置けないのは痛い!
やっと置けたと思っても、時すでに時間切れ。
「鉄槌の僧侶」によってきれいに除去されてしまいました。
相手がビショップというのもあったのですが、これまでのように素早く盤面を固めることは難しそうです。
まぁ、いままでが出来すぎだったということでしょうか…
このときは、なんとかヘクターで押し切って勝利することができましたが、テンポロスをケアするような工夫が必要そうです。
しかし、変わらずヘクターは強いので致命的な調整とはならなかった模様。
少し安心しました。
「骨の貴公子」抜きのアグロネクロは強いのか?
では、「骨の貴公子」抜きのアグロネクロはどうなのか?
盤面を維持することができるのか?
上記のデッキを試してみました。
見切れているのは、3枚の「魔将軍・ヘクター」です。
実際にもぐってみると…
3コストの穴を埋めるのは、ピョンピョンさんこと「ラビットネクロマンサー」です!
なんだか懐かしいですね。
なんだかんだで、しっかり仕事をこなしてくれます。
そして…
…問題なく勝てますね。
調整後で環境が安定していないので、あまりあてにならないかもしれませんが。
もともと高い攻撃力とスピードを備えていたので、当たり前といえば当たり前ですね…
「骨の貴公子」がいなくても十分強い。
ですが、盤面を維持する目的であれば採用を検討するといった感覚で使うのが適切ではないでしょうか。
3枚ガン積みがデフォルトだったカードですが、2枚程度で良いかもしれません。
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まとめ
以上、「骨の貴公子」ナーフ後の考察をまとめてみました。
ドラゴン、ネクロマンサーのカードが調整されたことにより、また環境が大きく動きそうですね。
特にドラゴンに対する調整はなかなか大胆だったので驚きましたが…
今後への影響
「骨の貴公子」に対する調整を受けても効果自体が強く、「魔将軍・ヘクター」との相性はいいため、デッキパワーは相変わらず。
さらに、ドラゴンのライトニングブラストも同時に調整されたことで、ドラゴンへ戦いやすくなったと言えます。
相対的にネクロマンサーへの追い風になるでしょう。
これにより、環境に多様性が出て、ランクマッチをする楽しみができるといいですね。
どのクラスも、ネクロを対策するデッキを持ち出してきそうですね…
ユビピカも負けじと、デッキの研究を進めていきたいと思います。
それでは!